プラズマ質問箱
No.006
自宅で作った装置での低温プラズマ治療について
プラズマ生成・計測
バイオ・医療
こんにちは、
以前、脊髄損傷を負い、再度歩行はできるようになったものの後遺症が残ってしまったため、独学で身体と電子の関係を調べた結果、低温プラズマで治療ができるのではと思い、色々な情報を集め自宅で低温プラズマを発生できる装置を作りましたが、それが果たして昨今研究されているプラズマと同じプラズマなのか少し不安です。密度を測ったり、クオリティーを測ったり、またどのようにしてプラズマに触れると健康に効果があるのかなどの情報を教えて頂けると幸いです。宜しくお願い致します
質問者情報
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職業
その他
氏名(ニックネーム)
けいすけ
回答1
貴重な質問をいただき感謝いたします。
現在、世界中で、個々に多様な大気圧低温プラズマが製作されており、その標準化には至っていません。 自作されたプラズマもその中の一つとして位置づけされます。 プラズマの物性については、発光分光を取得して、解析することで、密度やガス温度を評価することができます。 健康への効果は、基本的に細胞などに照射して、その基礎特性を評価することが必要です。 指とか身体への照射も簡単にできますが、生体への影響について、確固たるメカニズムが解明されていませんので、十分な注意が必要です。 かつては、指や手のひらなどに照射して、その「低温性」をアピールする実験が頻繁に行われてきましたが、現在では、推奨できないアクション(場合によっては、やってはいけない取り組み)と考えています。 以上、よろしくお願いいたします。
回答者情報
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職業
大学教員
氏名(ニックネーム)
プラズマ太郎